ゆがんだエンターテインメント

「ルーギャーのチャンネー」を理念に皆様にステキな笑顔を。ゆがみエンターテインメントCEOのブログです。

天国の話 第2篇〜今宵の風は艶やかで〜

 

お久しぶりです。生駒ゆがみです。

いつもたくさんの反応ありがとうございます。

今回の記事も酒の肴にでも読んでいただけると幸いです。

 

 

 

アナウンスがフルーツタイムの始まりを告げた。

 

――フルーツタイム。それは一言で説明するなら、女の子から口移しでフルーツを食べさせて頂ける素晴らしいタイムである。

客の立場からすればもちろんフルーツは建前で唇同士の触れ合いが本音である。そのことを誰も口にしはしないが……。

 

女の子がカクテルグラスに盛られたフルーツを持って店内を闊歩し始める。

ゆがみちゃんのもとへ初めに来たのはM先輩のお気に入り、Uちゃんだった。

 

「ねーねー、おにーさん♡あたしとフルーツどう??」

 

ゆるーい話し方でフルーツを誘ってくる。Yさんから数枚のチケットを譲り受け、ゆがみちゃんはフルーツを承諾した。

 

「お膝失礼しまーーす」

 

Uちゃんがゆがみちゃんの膝の上に座る。

なれた手つきでUちゃんはフルーツを咥える。そして唇を重ねる。

……ゆがみちゃんは知っている。フルーツを少しずつ味わえば長くこの時が続くことを。その為にどのように舌を、歯を動かせばいいのかを。

 

しかし

 

Uちゃんは舌で思い切りフルーツを押し込んできたのだ。ゆがみちゃんは思わずフルーツを飲み込んでしまう。

Uちゃんは唇を離し、「えへへー♡」と笑いかけてくる。ゆがみちゃんは「いまのはずるいわー!」とゴネる。

そして「もっかいしよやあ」と言うと人差し指越しのキスをされ、「おしまい♡」と終わりを告げられてしまう。

 

……完敗である。

 

恐るべきかなこの天国。Uちゃんは1回の来店でコツを知ったと調子に乗る生駒ゆがみに「ナメてんじゃねえぞ」と警告しにやってきたのかもしれない。

 

面食らったゆがみちゃんを背に、M先輩の方へ向かうUちゃん。

M先輩は一言。「ゆがみちゃん、いくぞ。見とけよ見とけよ」

 

……見たことのない顔をしてM先輩がUちゃんとキスしている。目を閉じて、唇、奪われるまま、感じるまま。喩えるなら2日間おしっこを我慢してようやくトイレに行けたような。そんな快感を味わう顔である。プレアヘ顔である。

 

めちゃくちゃ気持ちよさそうにキスするやんけと二人を眺めながらジントニックを啜る。

心做しか先ほどより苦味が効いている気がした。

ふいに、後ろから肩を叩かれた。

 

振り向くとそこにはNCちゃんが立っていた。

 

後光が差しているとはこのようなときに使う表現なのだろう。店内の、眩いピンクのネオンが彼女にむけて焚かれているようだった。

 

「ゆがみちゃん♡お待たせ〜♡」

 

そう言って微笑む彼女は聖母のようであった。

聖母が両手を広げる。

 

おぎゃあ……!

 

              圧倒的おぎゃあ……!!

 

おぎゃあでありバブゥである。彼女が手に持っているフルーツは他の誰が持っているそれより瑞々しく、艶やかに甘そうに見えた。

 

「NCちゃん〜!めっちゃ待ってた〜!!」

 

熱烈なハグをする。こんなんもう彼女である。

顔を見合わせ、NCちゃんが一言。

 

「フルーツどうですか♡」

 

エスとイエス。その二択を迫られる。

ゆがみちゃんの頭の辞書にノーという文字はなかった。あったとしてもNCちゃんがそのページを破り捨ててしまっていた。

 

「いただきます♡」

 

「お膝失礼しますね♡」

 

――1ヶ月越しのキス。

フルーツが少しずつ押し込まれていく。

少しずつ咀嚼しながら唇を堪能する。

フルーツがまた少しずつ押し込まれ……

 

押し込まれ……

 

……てこない

 

むしろNCちゃんの方へ戻っていく。

何が起こっているのだろう。全て落ちかけた砂時計がひっくり返されてしまった。

驚いた顔でNCちゃんを見やると「えへへ♡」と笑いかけられる。

これ絶対ゆがみちゃんのこと好きやんけ…!

少なくともゆがみちゃんとキスするの好きやんけ……!!

そんな確信を勝手に得たゆがみちゃんの脳ミソが新たな欲求を描く。

 

――NCちゃんが噛み砕いたフルーツが欲しい。

 

そう思った時には声に出ていたらしい。NCちゃんは「んー♡」とだけ返事をし、フルーツを咀嚼しはじめた。

そしてNCちゃんの舌からゆがみちゃんの口へドロドロになった果肉が運ばれる。彼女の唾液と混じりあった果汁が甘美に脳を焼く。

 

 

 

しばらくして唇を離す。

NCちゃんは問いかける「美味しかった?♡」

ゆがみちゃんは焼かれた脳ミソから振り絞って答える「めちゃくちゃ美味しかった……」

「よかった♡ありがとうねー♡」

 

もう一度キスをし、ハグをする。

 

ゆがみちゃんはNCちゃんに話しかけた。

 

「もう1個フルーツちょーだい?」

 

NCちゃんの目を見て、チケットを手渡した。

NCちゃんは驚いた顔をして「えっ、いいの……?」と一言。

 

「うん!もう1回!」

 

「嬉しい♡ありがと♡」

 

 

 

 

それからは、もうめちゃくちゃにNCちゃんの唇と舌を舐めあい、果汁を塗りあい、二回も男汁を出した(気持ち)。もう一度やりたいぜ。

 

NCちゃんとバイバイし、とろとろになったゆがみちゃんを見てM先輩が話しかける。

 

「ゆがみちゃんあの子のこと好きすぎやろwwwそんなに何がいいの?www」

 

「ウェ、ぜんぶ……好き……」

 

「ベタ惚れかよwwww」

 

「もはや彼女ですわ……」

 

「きっしょwwwキスの仕方えげつなかったもんなwww」

 

「ウッソ、愛が溢れてました??」

 

そんな会話をしているとYさんが

「おう、楽しんでるか??チケットもうないんちゃうか??」

とゆがみちゃんとM先輩に3枚ずつチケットを……。どんな仕事を振られても残業が何時間あっても、Yさんからの頼みならもう断れません。ゆがみちゃんはYさんに借りをつくりすぎている。

 

M先輩と声を揃えて「Yさんほんま最高すわ……」とお礼を言い、戦略会議を開きます。

M先輩はUちゃんと、ゆがみちゃんはNCちゃんとツーショットタイムに行こうという結論が出ました。

 

「飲み物おかわりどうですか?」

 

と話しかけてきた女の子におかわりを注文し、NCちゃんとUちゃんを呼んでもらうことに。

 

しばらくしてNCちゃんがやって来る。

「呼びましたー??♡」

 

 

明日大阪に強烈な台風がやってくるらしい。

この話はそんな日にあった出来事の話である。

かの台風の前日の出来事である。

 

今宵の風は強く吹きそうだ。

 

 

 

 

 

天国の話 第二篇〜ひと月の残り香〜

 

お久しぶりです。ゆがみちゃんです。

今回は人生初のおっパブから約1ヶ月後のお話です。

 

 

 

 

 

天国の門扉を叩いてから1ヶ月。

またしても僕らはその入口に立っていた。

 

契機はYさんの1通のメールだった。

「各位、おつかれさまです。

以前の飲み会で盛り上がったメンバーで

〇〇(天国の名称)へ行きましょう。

当日の段取りは……(以下略)」

 

 

……マジか

 

1ヶ月もしないうちにまた決まってしまった…。

 

メンバーこそ違うものの早速願いが叶ってしまった。最高やなこの職場は。

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませー!」

 

 

 

 

 

 

 

エレベーターが開くとあの日のようにピンク色の喧騒が僕らを包む。その感覚にもはや懐かしさすら覚えた。

 

今回は1番仲のいいM先輩がメンバーにいた。

部署は違えどすれ違うたびに下ネタを交わす仲である。M先輩が言う。

 

「ゆがみちゃん、たまらんなあ」

 

ゆがみちゃんは意気揚々と一言。

 

「何回来ても最高ですわ!」

 

くだらない会話をし、ドリンクを注文すると、まもなくすっかり世界共通言語となった「挨拶」の時間がやってきた。

 

「挨拶失礼しまーす♡」

 

この国の挨拶はぱふぱふなのだ。1度訪れた時にこの言語は習得した。

怯むことなく何人もの柔らかさを堪能する。これは挨拶。なにもやましいことなどない。

挨拶を嗜んでいるとボーイがドリンクを運んでくれた。

 

――やぁマスター、ここより美味しいジントニックを僕は飲んだことがないよ。

 

そう言いたい気持ちでいっぱいである。

M先輩はさっき来たピンク髪のチャンネー、Uちゃんがお気に入りらしい。

しきりに「かわいい」を連呼している。

 

先程からちらほらと以前見かけた女の子がいるものの、名前を思い出せない。たしかに挨拶をして名前を名乗りあった筈なのだが。

この国の「挨拶」を以てしても名前を覚えられないのに、たかだかちょっと上品な紙切れを交わしただけで名前と顔覚えれるわけがないのである。ファッキンビジネス。何回も名乗れ。

 

ひと通りの女の子と「挨拶」し終えたのか女の子がやって来るのが止んだ。M先輩に声をかける。

 

「M先輩どうでした?やっぱツーショはあのピンクの子ですか?」

 

「せやな、あの子ええわあ……」

 

さすが先輩ははやくもお気に入りを見つけたらしい。

一方ゆがみちゃんはというと、以前ツーショットした子が一人もおらずどうしようか頭を悩ませていた。

ここは新しい子とイチャイチャするのもありかなあ? などと考えていた時、後ろから「挨拶いいですかー?」と声をかけられた。

振り向くとそこに立っていたのはNCちゃんだった。

思わず「あっ」と声が出てしまうゆがみちゃん。小林製薬の社員ではない。

 

「NCちゃん」

 

すると営業スマイルをつくっていたNCちゃんも驚いたような顔に変わり

 

「あれ、こないだ入社記念にって言ってた……」

 

「そうですー!覚えててくれたんですねー!」

 

「もちろんやんー!」

 

認知である。1回行っただけなのに認知である。これが俗にいう神対応というやつなのであろう。

もしかするとゆがみちゃんのことがタイプだったのかもしれない。もしくは珍しくあまりおっぱいにがっつかないドM客として覚えられていたのかもしれない。

どちらにせよこの事実は「幸せ」を形作るのである。

 

「ゆがみちゃんが言ってた好きな子ってこの子?」

 

このくだりを見ていたM先輩が声をかける。

 

「そうですそうです!」

 

ゆがみちゃんが興奮まじりに返事をする。

するとNCちゃんがゆがみちゃんにバックハグをし

 

「NCとゆがみちゃんはラブラブやもんなあ♡」

 

と一言。

調子に乗った生駒ゆがみ、NCちゃんの方を振り向いて「なー♡」と一言。

そしてキスをしようとする。意外なことにNCちゃんはすんなり受け入れてくれた。まだお金払ってないのに……!!やっぱりゆがみちゃんのことタイプなんじゃないのか……?

もしくは顔だけじゃなく前の約束(「また遊ぼうね」)までしっかり覚えていてくれたというのだろうか。

 

M先輩は「えっ、ずるい!NCちゃん俺にも」

 

NCちゃんは「だめー♡NCはゆがみちゃんがいいもん♡」

 

俺がNCちゃんTO(トップ・オタク)だ……

認知のその上へ駆け上がれ生駒ゆがみ。それが営業であろうとも。

 

「今日もNCといっぱい遊んでくれるんー?」

 

「もちろんやん!遊ぼ!」

 

「やったあ♡もうすぐフルーツやから待ってるね〜♡」

 

そういうとNCちゃんは手のひらをふりふりとしながら店の奥へ消えていった。

もうメモリがパンパンになりつつある。NCちゃんのかわいさにより様々なソフトが大量にインストールされてしまった。まるでウィルスである。病気なのは間違いなくゆがみちゃんの方なのだが。

 

M先輩が話しかけてくる。

「なんなんゆがみちゃんめっちゃ好かれてるやん?今日2回目やろ?」

 

「そうなんですけどねー、覚えててくれたみたいです」

 

「NCちゃんになんかしたん??」

 

「いや、色々されたのは僕の方……」

 

そんな話をしているうちに男性の声でアナウンスが店内に響く。

彼は魅惑の果実タイムの始まりを告げた。

 

 

 

 

天国の話④Final

 

お久しぶりです。ゆがみちゃんです。

 

長かった初めてのおっパブ編も最終話になります。ここまで読んでくださっている皆様に改めて感謝申し上げ候。

 

 

 

さてさて、NCちゃんに手を引かれツーショットタイムへ向かうゆがみちゃん。

お金さえあれば……お金さえあればルーギャーのチャンネーとえっちなことができる。

誰が何と言おうとお金は正義で、お金さえあれば何でもできるのである。

「金は正義なんかじゃない」そう主張する人がいるのなら、そいつは偽善者か、或いは全く別のところに正義を持っている人なのだろう。

例えば見返りを求めない人助け……見返りを求めない愛情……。

しかし、人助けをするときも、誰かを愛すときも、お金がある人間の方がクオリティの高いものを提供できるのではないか……。

そういう意味ではお金はやはり……。

 

 

正義なのである。

 

 

 

「ここに座って?」

耳を射抜く一言。

正義などくだらぬ。強いていうなら今の正義はNCちゃんにあるのだ。

言われるがまま、椅子に座るゆがみちゃん。

その時ハグをし、キスをしようとしたものの……

 

「まだだめ♡」

 

唇を人差し指で「しー」されてしまう。

嗚呼、You are my rule……

 

NOMちゃんがしたようにTシャツを着るNCちゃん。

「外して…?♡」

水着の紐を外すようゆがみちゃんに囁くNCちゃん。水着の紐を外すこと。それがいまのゆがみちゃんの正義なのだ。そう言われた気がした。

 

「あー♡外れちゃったね♡」

 

「触ってみて?♡」

 

 

NCちゃんがゆがみちゃんの手をTシャツの中へ誘導する。C~Dくらいだろうか……やわらかなおっぱいに触れる。NIFREL。

 

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これがルーギャーのチャンネーのおっぱいである。磨きあげられたプロのルーギャーのおっぱいである。

――どこかでマシュマロおっぱいという言葉を聞いたことがある。

まさに。まさにマシュマロと表現すべきおっぱいをゆがみちゃんの手のひらは貪っていた。

 

……おっぱいに夢中で気が付かなかったが、いつの間にやらNCちゃんの顔が僕の顔の横にある。

 

それに気づいた刹那

 

「ふーーっ」

 

柔らかな桃色の吐息が僕の耳に絡みつく。思わず体をビクつかせるゆがみちゃん。こんな攻撃は予想していなかった……。

 

「…ゆがみちゃんMやろ♡」

 

耳元で自分がマゾであることを自覚させられる。思いがけず性癖に刺さる。

ツーショットタイム、基本的にはおっぱいを揉むための時間と思っていた……。

けれどもそれは完全なる誤解であった。

そもそもツーショットタイムは「女の子と二人でいる時間」を僕らが買っているに過ぎない。もっと言えばおっぱいを揉むことすら確約されたものではない。

その買った数分間で僅かでも甘い蜜をすすろうとするのが僕ら。あくまで時間の支配者は彼女たちである。

つまるところ、ツーショットタイムの内容は「あくまで金銭の発生するビジネス的関係の中で、その人に何をしてあげたいか」で決まるのではないか。

 

――となるとこの子は……。

 

「ん」

 

耳元で、あまりに近くで声が聞こえた。瞬間、耳が固い感触で挟まれる。

ゆがみちゃんは思わずビクつき、ふっと息を漏らしてしまう。

咀嚼、咀嚼、咀嚼、、、

ゆがみちゃんはこの時NCちゃんの手がズボンにインしたワイシャツに伸びていることに気が付かなかった。

咀嚼、咀嚼、、

気づいた時にはゆがみちゃんのワイシャツはだらしなく引きずり出されており、NCちゃんの手の侵入を許していた。

咀嚼。

NCちゃんはゆがみちゃんの耳を噛みながら乳首を弄り始める。

そちらに意識が向く。

なんだこれは……!?一瞬この空間を秘密倶楽部と錯覚する。ここまでのことが……!?

驚きながらも身体は正直に反応することを止めない。NCちゃんの指が乳首を掠める度に情けなくビクビクと震えている。

 

「めっちゃ敏感だね♡」

 

NCちゃんが楽しそうに囁き、笑いかける。

そのとき彼女の口の中に何かあるのが見えた。ゆがみちゃんはそれを見て訊ねる。

 

「あれ、NCちゃん舌ピあけてるの?」

 

「あけてるよー♡」

 

べーっと舌を出す。大きめの玉がNCちゃんの舌の上に乗っかっているのがよく見えた。

さながら真珠のようである。あまりに美しい。

 

「ピアスとか見るのめっちゃ好きなんよー」

 

素で趣味が出るゆがみちゃん。

NCちゃんは「よかったー」微笑む。

 

微笑んで……

 

 

そのままするすると下りていき、ゆがみちゃんが座ったままNCちゃんに

 

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されるような体勢になる。

そしてもう1度こちらに目を合わせ、ゆがみちゃんの手をとる。

NCちゃんはあろうことかそのままゆがみちゃんの親指を咥えこんだのである。

そして空いた手でゆがみちゃんのゆがみちゃんをさすり始める。

 

――ゆがみちゃんの脳がメモリ不足を訴えている。

 

さながらWindows95である。発売当初のマッキントッシュでもいい。この事態に対応するには甚だしい処理能力不足である。

フェラーリを想起させるこの行為はゆがみちゃんを完全に堕天させた。

 

そんな様子にも構わず上目遣いでゆがみちゃんの親指をしゃぶり続けるNCちゃん。舌のピアスがゴツゴツと親指にあたる。

 

……こんなん射精せんでも射精してるようなもんや

 

そう思いました。

 

 

 

 

 

そうこうしてNCちゃんが「終わっちゃったあ」とツーショットの終わりを告げ、キスをし、ゆがみちゃんからすっと離れる。

ゆがみちゃんはまだ処理が追いつかず椅子にフリーズしたまま。

 

呆然としたままNCちゃんに手を引かれ席に戻る。

 

戻ってきた僕を見てYさんが言う。

「えらい長かったやんけ!そないよかったんか?」

 

呆然としたままゆがみちゃんは答える。

 

「天国ですね」

 

この発言に照らすならNCちゃんは天使である。今思い返してもまあ間違いではない。

 

NCちゃんが言う。「楽しかったねー♡」

ゆがみちゃんは「ほんまなー!最高やったわー」とようやく落ち着いてきた脳ミソを回し答える。

 

そこでもう1度バグをし、キスをしようとするゆがみちゃん。

しかし、NCちゃんは唇に手を当て「しー」の形にし、人差し指越しのキスしか認めなかった。

 

残念そうにするゆがみちゃんを見てNCちゃんが耳元で言う。

 

「また遊ぼ♡」

 

そして「ふーっ」と耳に息を吹きかける。

ビクっとした瞬間NCちゃんが唇を重ねてきた。

 

ゆがみちゃんが驚いているうちにNCちゃんは「約束だよー?」

と言いながら去っていってしまった。

 

 

 

これが男を殺すプロか。

 

あまりに小悪魔が過ぎる。

 

これで堕ちない男がいようか。

 

いるならそいつは間違いなく感情というものがない。

 

 

それからもショーを楽しみ、いろんな女の子と「挨拶」を交わしたが、NCちゃんが脳に焼き付いて離れなかった。

気づけば他の男に「挨拶」しに行く彼女を目で追っていた。もちろん僕とNCちゃんはビジネスの関係。嫉妬こそ抱かなかったが、それでも少し寂しくは思った。

じきにYさんが「おし、そろそろ行こうか」

と声をかけ、僕らは天国に背を向け、現実へのエレベーターに乗り込んだ。

 

こうして、ゆがみちゃんのおっパブデビューは終わった。NCちゃんにすべて持っていかれて幕を下ろした。

あそこは非日常の極み。酒池肉林をひと空間に押し込めたような場所であった。

 

――純粋にまた行きたい。

 

 

 

 

 

この願いは

 

Yさんのはからいによって

 

すぐ叶うことになる。

 

 

 

 

 

 

 

天国の話 終

 

天国の話③くちづけのフルーツ~甘美なる刻~

お久しぶりです。生駒ゆがみです。

本日は(本日も)えっちなシーンがございますので

固めの文章でお送り致します。どうぞお楽しみくださいませ。

 

 

 

フルーツタイム……

 

幼児教育コンテンツのような響きである。

ゆがみは傍にいた女の子に訊ねた。

「フルーツタイムってなんですか」

そのつり目の女の子は微笑みながら

「女の子がね~……」説明を始めた刹那

 

 

「本日のラッキーボーイは生駒ゆがみ~!!」

 

 

突然店内アナウンスが僕の名を叫ぶ。

ラッキーボーイ……?

 

 

「さあさあステージにあがってー!!」

 

 

アナウンスが、先程まで女の子が乱舞していたステージへと僕を導く。ステージには椅子。

そこへ座らされるゆがみちゃん。

 

 

「いまからゆがみちゃんに身をもってフルーツタイムをエンジョイしていただきましょう!」

 

 

アナウンスの男はぼくをつかってフルーツタイムが何たるかを観客に教えるつもりらしい。

キョロキョロと落ち着かないぼくのもとへ女の子が寄ってきた。

 

――大きい。たわわとはこのようなおっぱいを指して言うのだろう。彼女が歩くたびにたゆんたゆんという音が聞こえる。

 

その女の子の手にはカクテルグラス。カクテルグラスの上にはフルーツの缶詰のようなものが乗っている。みかんとパイナップルだろうか。一口サイズのフルーツが乗っている。

 

「まずはAちゃんがフルーツを咥える~!!」

 

おっぱいとフルーツで頭がいっぱいのゆがみちゃんをよそにアナウンスは続く。

アナウンス通りにAちゃんというらしい女の子はフルーツを咥えた。

 

「そしてAちゃんがゆがみちゃんにまたがり~……」

 

ゆがみちゃんの膝に跨るAちゃん。

 

「ゆがみちゃんがフルーツをパクリ!!」

 

ゆがみちゃんもまた、アナウンスのあやつり人形だったのだ。言われるがままAちゃんの口元から出たフルーツの先端を食んだ。もちろん唇を重ねるように。柔らかく。

みかんかパイナップルか……果物の汁が口の端から滴り、首を伝う。しかし、ゆがみちゃんは構わず唇の感触を無我夢中に貪る。

フルーツを少しずつ咀嚼していく。フルーツの残りがキスの時間。砂時計のようにみるみると減っていくフルーツ。溢れ出る果汁。

甘い感触と甘い味とが混ざりあう数十秒。

ゆがみちゃんはひと切れの果物を惜しむように飲み込んだ。

さっきまでのゆがみちゃんは誰よりも甘美な時間を過ごしていたと胸を張って言えよう。

 

「生駒ゆがみ様に拍手ーッ」

 

麻痺した頭にアナウンスが喧しい。しかし、ステージの上ではエンターテイナーにならなければなるまい。

ゆがみちゃんはAちゃんにハグとキスをし、「ありがとうございました」と微笑んでステージから降りる。ニヤつくことなく降りることが出来た……やったぜ。

この時の生駒ゆがみはエンターテイナーであった。即席ながら。

 

ステージを降りるとYさんが「ご苦労wwwエッロいキスかましてきたなwwww」と一言。

「めっちゃ美味しかったっすわwww」

と返事するゆがみちゃん。

さて、このお店にとってゆがみちゃんはただの布石。フルーツタイムの本番は今からである。

 

「遊び方もわかったところで、フルーツタイムスタートです!」

 

アナウンスと同時に2,30人の女の子がみんなフルーツの盛られたカクテルグラスを持って店内を巡回し始めた。

 

Yさんにちゅーし放題なのかを訊ねると、

ゆがみちゃんはラッキーボーイに選ばれたのでタダで1フルーツできただけであり、このイベントは1000円の課金式イベントであるということがわかった。なるほど。

 

そこからはもう酒池肉林。アルコールの入った生駒ゆがみは恐ろしい。何人の唇を奪ったかわからない。と、同時に湯水のようにチケットを使うので上司の金をいくら飛ばしたかもわからない。ただ、Yさんは終始笑顔であった。

 

フルーツタイムのさなか、とても美しいルーギャーのチャンネーを見かけた。

こちらと目が合ったが、それと同時にゆがみちゃんは別の女の子に「フルーツどうですか♡」と声をかけられフルーツタイムに入ってしまった。キスをしながらそのルーギャーのチャンネーが頭にあった。

これが不倫している男性の気持ちなのだろうか。肉欲に溺れながら頭の片隅で嫁が泣く。

なんと罪悪感のあるフルーツタイム。柔らかな罪悪感が唇に重なる。ゆがみちゃんは思う。美味しいものは美味しい。

 

 

 

――男は、いつもバカで愚かある。

 

 

ショートカットのお姉さん、ロリっぽいボブの女の子、おっぱいのおっきいお姉さん、ピンク髪のギャル……こういうお店に1度も行かない人のキス人数の3倍の女の子とキスを交わした。しかし、しかし、あのギャルはもう回ってこない……。

ロングヘアのお姉さん、ちっぱいの女の子、ハーフっぽい女の子、ツインテールの笑顔がかわいい女の子……

あのギャルはもういない……。上司の金で唇を貪りながらゆがみちゃんはあのギャルを探す。

 

……いた。

 

ゆがみちゃんのほうへ歩いてくる!

ゆがみちゃんは「すいません」と声をかけた。

ギャルのNCちゃんはきょとんとした顔で

「どうされましたー?」

と一言。ドリンクの追加注文と思われたのかもしれない。だがゆがみちゃんが欲しいのは唇である。

 

「フルーツください」

 

するとどういう心理かNCちゃんは驚いた顔をした。

 

「え、いいんですか?」

 

いいんですかも何も ゆがみちゃんはNCちゃんとキス、もといフルーツタイムがしたいのである。

 

「うん、お願いします」

 

お願いをするゆがみちゃん、すると

 

「やったー♡」

 

喜ぶ素振りを見せるNCちゃん。もうめちゃくちゃにかわいい。「いいんですか?」に続いて「やったー♡」、この子、もしかするとゆがみちゃんのことがタイプなんじゃなかろうかという錯覚さえ覚える。

 

 

「じゃあ失礼しまーす♡」

 

 

例によりゆがみちゃんの膝に乗るNCちゃん。さて、どんなふうに時間を稼ごうかと思案していると……

 

「んー♡」

 

驚くべきことにNCちゃん、フルーツを咥えずにゆがみちゃんにキスをしてきたのである。

それも何度も。

 

「キスするの好き~?♡」

 

そう訊ねるNCちゃん。

 

「アッ、めっちゃ好きですぅ♡」

 

蕩けきった声で答えるゆがみちゃん。相当にきしょく悪い。ルーギャーのチャンネーからのこんなサービス、蕩けないわけがない。

 

「じゃあフルーツあげるねえ♡」

 

パイナップルを口に含むNCちゃん。

少しでも長く続くように……運ばれてくるフルーツを舌先で捉え、押し返しながら少しずつ咀嚼。そうして時間を稼ぎながら唇を味わう。だが、そんな抵抗をしても最後のひとくちはやってくる。

最後のひとくちを食べたあと、そのまま離れないように何度もキスをした。NCちゃんは抵抗することもなくむしろ手をゆがみちゃんの背中に回して絡ませてくる始末。

 

ぜったいゆがみちゃんのことすきじゃん……

 

このサービスを受けてそう思わない男がいようか。男はいつだってバカで愚かなのである。女はいつだって賢く強(したた)かなのである。

 

ここでこの様子を見ていたYさんが最高のタイミングで茶々を入れる。

 

「ゆがみちゃんその子とキスする時、顔つき違うぞ。好きなんやな??」

 

「顔に出てました?wwwめっちゃタイプなんですよwww」

 

「おっしゃ、ゆがみちゃんツーショットタイムいってこいや」

 

もうこの人には一生頭が上がらないんだろうなという予感。奴隷のように扱われてもそれを甘んじて受け入れなければならない。

 

「え?ツーショットしてくれるんですかあ♡」

 

微笑むNCちゃん。頷くゆがみちゃんとYさん。

 

「じゃあ行こー♡」

 

 

めちゃくちゃかわいいルーギャーのチャンネー、NCちゃんに手を引かれ、ゆがみちゃんは別のブースへ……

 

 

 

 

天国の話②~カップラーメンができるまで~

 

お久しぶりです。ゆがみちゃんです。

 

天国の話の続きをしましょう。

 

 

二人きりイチャイチャブースでおもむろにビキニの紐を外したNちゃん。それを見てどぎまぎするゆがみちゃん。一体なにがはじまるのか。

 

Nちゃんはタイマーのスイッチを押し……

期待と不安で胸がおっぱいになって座っているゆがみちゃんの膝に乗ります。

そして一言。

 

「いいよ♡」

 

とだけ。

 

いい……?おっぱいを触っても……ということだろうか……?

そう解釈したゆがみは手を伸ばし、Tシャツのうえからおっぱいを触りました。やはり挨拶の時と変わらずめちゃくちゃに柔らかい……。

少しのあいだ楽しんでいたのですが……。

 

「んーん、こっち♡」

 

Nちゃんがいきなりゆがみちゃんの手を掴み、自分のTシャツの中へと誘導しました。

 

「えっ、あの」

 

お姉さんに誘拐されたショタのようなセリフを口にしてしまうゆがみちゃん。そんな焦りを楽しむかのようにNちゃんが耳元で囁きます。

 

「触って♡」

 

 

 

 

NAMACHICHI

 

脳をよぎる優しく、淫靡で柔らかな単語。

 

 

 

ゆがみちゃんは、耳にかかる甘い言葉に身をビクビクと震わせてしまいました。Nちゃんはそれを見てまた嬉しそうに「ふーーっ」と息を耳に吹きかけてきました。

元カノに似た女の子のおっぱいを触りながら息を吹きかけられて悶える姿、なんと哀れなんでしょう。そんな想いが頭をチラつきましたが今は上司のお金でおっパブ。その時を楽しまねば損ですしなによりYさんに申し訳が勃ちません。

快楽に身を委ねて欲望を解放しようと決意します。そしてゆがみが一言。

 

「Nちゃん、ちゅーしよ…?」

 

出ました。伝家の宝刀です。

スイッチが入ると無性に唇が寂しくなってしまうが故のおねだりです。

 

「んー♡」

 

Nちゃんのはちゃめちゃにやわらかい唇がゆがみちゃんの唇に触れます。

うーーーわ……やわらか……

手と唇が柔らかさに包まれる中、ゆがみちゃんは自分の乳首に違和感を感じました。

Nちゃんが爪をたててシャツの上からゆがみちゃんの乳首をいじめていたのです。

 

アァーダメダメダメダメ オンナノコニナッチャウ♡

 

もはやレズセックス。いえ、日本語で表現するなら乳繰り合うというのが的確な言葉でしょうか。

キスをしながら、NAMACHICHIを揉み、乳首を弄られる。傍から見ればなんと情けないことか。こんな姿上司に見られた日には、これを脅し文句に大量の仕事を振られかねません。

 

しばらく乳繰りあっているとタイマーがなりました。

「時間きちゃったねぇ…残念♡」

Nちゃんがゆがみちゃんの乳首をいじめる手を止めます。

なんて濃密な3分間。あまりに早く感じました。カップラーメンがこの時間でできるなんて信じられないくらい。

 

抜け殻のようにくたっとしたゆがみちゃん、Nちゃんに手を引かれ上司と先輩の待つ席に戻ります。

するとくたっとしたゆがみちゃんを見つけたYさんが言います

「おうゆがみ!いいとこに戻ってきたな!見てみろ!」

Yさんの指さした先を見やると……

 

 

T先輩が水着ギャルに顔面騎乗されています

 

 

なんてこった……

職場ではお固く真面目で通っているT先輩が水着ギャルに顔面騎乗されて悶絶している……

 

「あいつめっちゃ喜んどるwwww男ってバカだねえwww」

 

と、Yさんは手を叩いて喜んでいました。恐ろしい人です。おそらくチケットで顔面騎乗を奢ったのです。

恐ろしさを感じたとはいえ状況がめちゃくちゃおもしろいのでYさんとケラケラ笑っていると、店内の照明が落ちました。

 

「お待ちかねのフルーツタイムでーーーす!!!」

 

 

と、場内アナウンス。

 

フルーツタイム……??

 

首を傾げるゆがみちゃんと、ギャルの股下に埋もれるT先輩。

 

そしてニヤリと笑うYさん。

 

 

 

 

続く

 

 

 

天国の話 ①introduction

 

お久しぶりです。生駒ゆがみです。

 

今日は天国に行ってきた話をしようと思います。

 

あまりに長くなりそうなので数本に分けながら。社会で懸命に生きるあなたのつかの間のティータイムに花を添えるような記事になればと思います。お楽しみくださいませ。

 

いきさつはこうです。

 

 

入社して試用期間が終わり、晴れて正社員になった生駒ゆがみちゃんは上司のYさんに声をかけられる。

「Tくん(ゆがみちゃんの先輩)の入社一年記念とゆがみちゃんの正社員記念にいい店連れていってやるよ」

Yさんの言う「いい」という意味が気になり尋ねるとやはりスケベな意味らしい。

そこで行く予定の店名を教えて貰うと……

大阪で超有名なショーパブだった……。

 

こういうわけです。

 

 

 

仕事を終え、晩飯を食べ(Yさんのお金で焼肉で優勝しました。ごちそうさまでした)、いよいよその時がきました。

 

桜川にある某有名ショーパブビルにやってきたのです。

 

店内に入るとその空間のあまりの異世界ぶりに目を見張りました。

真ん中にステージがある(そこで女の子がダンスなどのショーをする)以外はふつうの飲食店のよう(カウンター席やテーブル席などがあり、そこでお酒を飲むようなつくり)なのですが、お店の女の子が凄まじいのです。

マイクロビキニの女の子が2,30人ほど店内を闊歩しているのです。これはすごい。どこを見渡してもおっぱいなのです。

 

チャージをYさんが支払い、席につきます。

すると店内を闊歩していた女の子のひとりがYさんにメニューを手渡しました。

そこでYさんが一言

 

「おっ、キミおっぱいおっきいなあ」

 

ぼくは驚いてそちらを見やりました。

 

 

女の子「ありがとうございます♡」

 

Yさん「でもおれのち〇ぽも負けてないで」

 

女の子「それはしりませんけどwwww」

 

 

……ドのつくセクハラだ。昨今話題になっているような受け取り手の判断に委ねられるようなセクハラではなく、某事務次官のようなド直球セクハラだ。

 

ゆがみちゃんは思わず女の子に「(うちの上司が)ほんとすみません……」と謝っていました。

女の子は笑いながら「全然大丈夫ですよお♡」と言っていました。

こういうお店で働いてるだけあってこの程度のセクハラはなんでもないのでしょうか……。同い年くらいに見えるのに強い子です……。

 

その子にお酒を注文し、飲みながらステージを見ていました。すると後ろから背中をつつかれました。

振り向くと元カノに似た女の子が立っていました。「うーわ、Hちゃんそっくり…」と思い、動揺しながらも「なんですかー?」と言うと

 

「挨拶いいですか?」

 

と一言。

 

……挨拶?挨拶いいですか?

 

自己紹介でもしてくれるのだろうかと思い、「どうぞー」と答えると

 

「失礼しまーす」と言いながらおっぱいをゆがみちゃんの顔面に押し当ててきます。所謂ぱふぱふです。

 

挨拶!!!!挨拶!?!?挨拶!!!!

 

どこの国の挨拶なんだ!!!!

 

義務教育でこんなの習ってない!!!!

 

脳がカオスに陥りながらもしっかりとやわらかさを感じました。やわらかかったです。とても。

おなじように先輩も上司も「挨拶」をされ、ご満悦の様子。

これはとんでもないところに連れてこられてしまったぞ……。と、あたふたするゆがみちゃんを一瞥し、Hちゃん似の女の子が名乗ります「Nって言いますー、よろしくお願いしますー♡」

 

「挨拶」に続いてNちゃんが「ここは初めてですか?」と尋ねます。ぼくとTさんは「そうです」と答えるとシステムをざっくりと説明してくれました。

 

 

 

・最初のチャージを支払えば、アルコール一杯とソフトドリンク飲み放題がつく。

 

・チャージは最初だけで時間によるチャージ加算はない。

 

・お店で使えるチケットを1枚千円で購入できる。そのチケットを使うと「お気に入りの女の子と二人きりイチャイチャタイム」などの課金サービスを受けることができる。

 

・定期的にイベントタイムというものが催される。イベント内容は、女の子がステージ上でショーをしたり、その時間だけ受けられる課金サービスが増えたりするというようなもの。

 

 

ざっくり言うとこんな感じでした。

極端な話、チャージだけ支払ってあとは課金せず雰囲気やショーを楽しむだけというのもアリなんだとか。

 

「へぇー!そういう感じで楽しむところなんですね!ありがとうございますー!」

ゆがみちゃんがお礼を述べるとNちゃんはすごくいい笑顔で「いっぱい楽しんでいってくださいね♡」と一言。あ^~たまらねぇぜ。

 

「おっ、ゆがみ。その子気に入ったんか??」

 

Yさんがぼくに声をかけます。

 

「えっ」

 

「Nちゃん、ゆがみちゃんがキミのこと気に入ったらしいわ!あっち(ふたりでイチャイチャタイムのブース)行ってあげて!」

 

Yさんは女の子にチケットを3枚握らせました。

 

「えっえっ」

 

戸惑うゆがみちゃん。「えー♡ありがとう♡行こっかあ♡」相変わらずいい顔で笑うNちゃん。

 

「でも私このあとショーに出演しなきゃなんですよ~……待っててくれますか?」

 

……「好き」の音がしました。

 

「ウン、モチロン」

 

即答も即答し、Nちゃんを見送りました。

 

そしてしばらくすると女の子たちのダンスショーが始まりました。

こういうお店だからショーもお色気メインかと思いきや、かなりしっかり練習したのが窺えるクオリティのものでした。みんなダンスがキレっキレ……ふつうにこれだけでもお金取れるんじゃないかというほど。

 

さて、ショータイムが終わり、Nちゃんが僕の席に戻ってきます。

 

「おまたせ♡急いで着替えてきたよ♡」

 

「見てましたー!かっこよかったですー!」

 

「ありがとう♡今からいーっぱいイチャイチャしようね♡」

 

Nちゃんに恋人繋ぎをされ、連れられるがまま。「二人きりでイチャイチャタイムのブース」にやって来ました。

このブースは壁際にあり、背が高い椅子が飲み物を飲む席に背を向けるように(壁側に椅子の座る部分が向いているように)置かれていて、向こうからはこちらが見えないようになっています。

それはひと席だけではなく、壁に平行に椅子がいくつか置かれています。

しかし、サイドに仕切りはないので、おなじようにイチャイチャタイムを楽しむ人達同士は丸見えという状況です。

 

「じゃあ座って……♡はじめよっか……♡」

 

Nちゃんはぼくを座らせるとTシャツを着ました。そして着ていた水着のヒモを解き、ノーブラTシャツの状態になりました。

 

「一体何が始まるんだ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

【R18】ちょっとアレな話その⑤

 

お久しぶりです。ゆがみちゃんです。

 

行ってまいりました難波秘密倶楽部。

ゆがみちゃんは基本Mなのでこのお店でのプレイが一番燃えますね。アドレナリンがドバドバドバイ国際空港ってなもんです。

 

さて、おまかせも数回したので今回はそろそろ指名してみようかなと思ったのですが、友人と約束していた日におまかせが安くなるイベントが開催されていたので今回もおまかせコースにしました。

 

というわけで今回もどんな子が出てくるかというところからワクワクさんなのです。

 

いつものように受付を済ませ待合室へ。初めはめちゃくちゃに緊張したものですがもう慣れたものですね……。仕事もこんなふうに慣れていきたいものです。

 

数分待って「〇番でお待ちのお客様どうぞ」と店内アナウンスが流れ、店の奥へ。

 

 

 

 

 

――今日はどんな子にいじめられるんだろう。

 

 

 

 

 

「こんにちはー」

 

 

 

 

そこには小柄な女の子がひとり。

目がぐりっぐりで形容するなら子猫系女子というようなかわいらしい女の子がそこには立っていました。

 

めちゃくちゃかわいいですし、何より……

 

昔好きだった先輩(キレイ系)をそのままかわいい系にしたようなルックスをしている……

見た目が好きすぎる……!!この子にいじめてもらえるの??嘘でしょ??

 

名前はMちゃん、またイニシャルがMですね。結婚相手もMってイニシャルの子と結婚すると幸せになれるのかもしれません。

 

「まずソファー座ってなあ」

 

「はあい」

 

「えっと~…けっこうMなん??」

 

「えっwwまぁwww」

 

「そうやと思った~!じゃあお尻はいける人?」

 

「少しだけなら……」

 

「そうなんねー、すこし入れるくらいってこと?」

 

「そうやね、それくらい!」

 

「りょーかい♡じゃあお風呂入ろなあ♡」

 

これは初めてのパターンです。いつもはひと通り終えてから洗い流すために入るのですが…

 

「夏やからね~いっぱい汗かいたやろ!」

 

なるほど、汗を流すためか。たしかに「汗くさいんじゃないか…大丈夫かな…」なんてことを気にしていたら攻めに集中できません。夏にはありがたい配慮です。

 

シャワーを浴び、体を拭き、ソファに座らされます。

 

「じゃあそこに寝転がって?」

 

「んでね~、これしよなあ~?」

 

そう言うとMちゃんはソファ付属の手錠でぼくを磔(はりつけ)にします。

 

いきなり手錠とはまた新しいパターンだな……

 

「んで目隠しもしちゃうな?」

 

 

ブラックアウト。

 

 

視界を奪われたぶん、触覚と聴覚が鋭敏になります。

 

「なにされるかドキドキやろ~?うふふふwww」

 

Mちゃんの妖艶な関西弁と笑い声とが耳に響きます。ええ、めちゃくちゃドキドキしますとも。そしてMちゃんは耳元で続けます

 

 

早漏やったら許さへんから♡」

 

 

めちゃくちゃかわいい女の子に目隠しをされ、耳元で至近距離でそんなことを囁かれるともうそれだけで射精しそうなんですけど……なんですかそのセリフチョイス……センスありすぎでしょ……

 

 

 

「じゃあまずは~……」

 

そう言うとMちゃんは爪でゆがみちゃんの全身を撫で回しはじめました。

ぼくは出会った時の衝撃のせいでMちゃんの手をちゃんと見ていませんでした。肌を伝う爪の感触がゆがみちゃんを攻め立てます。ネイルをしているのでしょうか……ありえないくらいゾクゾクします。

 

「ヒッ」

 

乳輪を辿るようにMちゃんの爪が円を描きました。そのせいで思わず声を出してしまうゆがみちゃん。それを聞き逃さなかったMちゃん。

 

「なんなん??これだけで感じちゃうん??まだ乳首すらいじめてないで??」

 

敏感なんですよォ……ゆがみちゃんはァ……

 

「乳首めっちゃ勃ってるやんwwwwほらこうしたら爪引っかかっちゃうで??」

 

そう言うとMちゃんはゆがみちゃんの鎖骨からゆがみちゃんの乳首目掛けて直線を描きました。

Mちゃんの爪が引っかかって、感覚で自分の痴態を悟らされるゆがみちゃん。Mちゃんの言う通りゆがみちゃんの乳首はありえないくらい固くなっていました。

 

「じゃあそろそろこっちも触って欲しいやんな?」

 

そう言うとMちゃんはゆがみちゃんの下半身に温かいローションをぶちまけます。

そしてMちゃんは耳を疑う一言を

 

 

 

「じゃあ挿れちゃうなあ♡」

 

 

 

……え?それはまずいんじゃ……?

 

そんなことを思うゆがみちゃんをよそにMちゃんはゆがみちゃんの上に腰を下ろします。それと同時にゆがみちゃんのゆがみちゃんをにゅるるるる……という感覚が襲います。

ウッソ……憧れの先輩とおせっせしてる……??

奪われた視界の中でそんな錯覚を抱き、ありえなく興奮しました。そんな快楽に浸っていると

 

「挿入ったと思った??残念♡Mのお手手でした♡」

 

Mちゃんが耳元で囁き、ぼくの目隠しを取ります。

ぼくがMちゃんのアレだと思っていたのは彼女の手でした。そりゃそうだよなあ!?とは思ったものの、挿入と同じかそれ以上に気持ちいいので落胆する気持ちは全くありませんでした。

 

Mちゃんは手の動きと腰の動きを連動させてゆがみちゃんを攻め立ててきます。まさに擬似セックスというやつですね。こんなに気持ちいいとは……

 

Mちゃんは恍惚としているぼくに言います。

 

「なあ……普段セックスするときはもっと動くやろ??こんなんじゃ女の子満足せんよ??」

 

「えっ」

 

「自分で動いてMを満足させて??」

 

こ、これは……秘密倶楽部を去ったMちゃんを彷彿とさせるプレイだ……最高すぎる……

こうしてMちゃんとゆがみちゃんは実質騎乗位セックスをすることに。

 

あまりにMちゃんが激しく腰を振るので出てしまいそうになったので

「ちょっ……Mちゃんやばい!出ちゃう!」

 

「はぁ~!?誰が出していいって言ったん??我慢して??」

 

「んんんんんっ……♡」

 

必死で我慢するゆがみちゃん。ペースを決して緩めてはくれないMちゃん。

もうやばいやばい…Mちゃんの許可なしで射精しちゃう……

そう思ったその時です。

 

Mちゃんは無言で、ゆがみちゃんのゆがみちゃんを握っていない手で……

 

 

 

 

 

ゆがみちゃんの首を絞めてきました

 

 

 

それもなかなか力いっぱい。いくらかわいい女の子とはいえ首を思い切り絞められるとふつうに苦しいです。

 

えっ、待ってふつうに苦しい……

 

でもこれ……なんだろう……ヤンデレ娘に犯されてる気がしてめちゃくちゃ気持ちいい……

首を絞められていることによって気持ちいい訳では無いのです。

めちゃくちゃかわいい女の子(憧れの先輩似)に首を絞められている事実にはちゃめちゃに興奮しました。

 

そんな蕩け具合を悟ったのでしょうか。Mちゃんは「情けない顔…ww」

冷たく一言。

 

Mちゃん、ゆがみちゃんの興奮するポイントとタイミングを心得すぎてるでしょ……絶妙のポイントで甘やかして絶妙のポイントで突き放してくる……

 

冷たく一言放ったあとMちゃんがゆがみちゃんの首の手を緩めます。ゆがみちゃんはもう蕩けきっています。理性などありません。

 

「ねえ、Mちゃん……」

 

「なに??」

 

「キスして欲しい…」

 

ゆがみちゃん、どんだけキスが好きやねんって話ですよね。

 

「えー??じゃあもっと腰動かしてMを満足させて??」

 

男は射精寸前になると射精のことしか考えられなくなる生き物です。どんな恥ずかしいことであろうと、屈辱的なことであろうと受け入れてしまう。そんな悲しい生き物なのです。

肉欲に腰を振るゆがみちゃん。それを上から見下ろすMちゃん。

 

「Mちゃん……もう出ちゃ……」

 

「ん…」

 

そう言うとMちゃんは前に倒れ込んできてその唇をゆがみちゃんの唇に3秒ほど、そっと押し付けてきました。

 

め、めちゃくちゃ柔らかい……

 

 

柔らかさの余韻に浸る間もなく、Mちゃんは唇を離し、ゆがみちゃんの耳元で

 

 

「ほら、いいよ?出せ……♡出せ♡」

 

 

 

囁きに答えるようにゆがみちゃんは果てました。

 

最ッッッ高………♡

 

最ッッッ高に興奮した……///

 

 

 

お互い汗を流し、着替えて少し話したのですが、プレイの時とは打って変わってとてもおとなしい女の子でした。

ゆがみちゃんもあまり話す方ではないのでもしかすると「無口な客やな💢」なんて思われていたかもしれません。

ただ、帰り際にハグをしてくれたこと、「私の名前ちゃんと覚えてくれた?」と聞いてくれたことから、指名されたくもないクソ客の仲間入りはしていないのかなと少し安堵しました。

 

今回のMちゃんのアメとムチ加減が絶妙に大好きだったので、次はMちゃん指名で遊びに行きたいなとお店を出てコーヒーを飲みながら思いました。

 

 

性癖のドアを開ける旅はまだ終わることはなさそうです。